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雲が描いた月明かりビョンヨンの死と正体は?ホンギョンネと白雲会についても調査!

雲が描いた月明かり ビョンヨン 死
nana

『雲が描いた月明かり』を見た方の中にはビョンヨンの死や正体が気になっている方も多いのではないでしょうか?

また、『雲が描いた月明かり』に出てくる白雲会とはどのような組織なのか?

王宮との関係やホンギョンネという人物もよく理解出来なかった、という方もいると思います。

そこで今回の記事では、

  • ビョンヨンの死や正体は?
  • 白雲会とは王宮とどのような関係なのか?
  • ホンギョンネという人物

について解説します!

時代劇って難しいよね~

雲が描いた月明かりビョンヨンの死と正体は?

王宮の護衛に矢で射られ、さらに刀で斬られたビョンヨンですが、実はなんとか一命を取り留めていたのです。

17話で描かれた、ラオンの正体や関係が噂されたために世子が王へ反発の意思がないことの証明を迫られるシーン。

この時、世子はラオンの首をはねるよう言われてしまいます。

そして、ラオンを斬ろうとする護衛と白雲会の刀が向かい合う中、世子を守っていたビョンヨンが何と突然世子に刀を向けたのでした。

世子の親友であり護衛でもあるビョンヨン、実は白雲会の一員という顔も持っていることが分かり驚きです!

世子も私もビックリ…

そしてビョンヨンは、こうして護衛兵たちがたじろいだ隙に、ラオンと父であるホン・ギョンネを逃そうとしたのですね。

世子に刀を向け、一人その場に残ったビョンヨンは多くの矢先に取り囲まれ、世子から刀を下ろそうとします。

刀を下ろせばその瞬間ビョンヨンは殺されてしまうので、世子は”下ろすな!”と命令しますが…、ビョンヨンは涙ながらに刀を落としました。

そして、無情にも矢で射られ、刀で斬られてしまったビョンヨン。

世子の護衛であり親友でもあるビョンヨンが自分の命を差し出し友情と忠誠心を示した場面でした。

ビョンヨンは実は死んでいなかった!

許されない行動をとり、斬られてしまったビョンヨン。

ですが、何とか命は無事だったのです!

裏でビョンヨンの亡骸が運び出されようとしているところへ、旧友のユンソンがやってきて「遺体を引き取りたい」と遺体を引き取りました。

そして、静かにビョンヨンの手を握ると…。

ビョンヨンの指がかすかに動いたのです!!

ビョンヨン生きてた…!!

これを見逃さなかったユンソンは急いで茶山先生の元へ行くのでした。

ビョンヨンが生きていたと分かる描写はここだけですが、ビョンヨンは何とか助かったのです。

ビョンヨンは世子やラオンも守った

ビョンヨンは自らの死を覚悟して、なぜ世子に刀を向けたのでしょうか?

このシーンでビョンヨンは、ラオンたちを逃がすためだけではなく、ひいては世子を救うためにこのような行動をとったのでしょう。

大逆罪人であるホン・ギョンネの処刑を制止し、その娘であるラオンと内通したという噂まで出され追い詰められる世子。

こうして世子が汚名を着せられることをビョンヨンが最も許さなかったのだと思いますよ。

白雲会のメンバーでもあり、世子の護衛、そして親友でもあるビョンヨンが出来る方法はこれしかなかった、と考えられます。

ラオンの噂が王宮に広まった時、世子からも白雲会からもラオンを調べるよう言われていたビョンヨン。

友情と宿命の板挟みとなり誰にも言えない苦しさを抱えていたのですね。

口数も少なくクールに見えるビョンヨンですが、人一倍優しく人情深いことがよく分かります。

生きていて本当によかった…!

ヨンもカッコいいけどビョンヨンも沼だよね!

雲が描いた月明かりの白雲会とは?王宮との関係やホンギョンネについて解説!

王宮と白雲会の板挟みになっていたビョンヨンですが、「白雲会(ペグンフェ)」とはどのような組織なのでしょうか?

簡単に言うと、白雲会は王宮(政治)に反発する組織で、これをまとめる首謀者がホン・ギョンネだったのでした。

ホン・ギョンネは実際に存在した人物で、「ホン・ギョンネの乱」を起こした人物です。

『雲が描いた月明かり』は、このようにフィクションに史実を織り交ぜながら作られた作品なんですね。

ドラマではホン・ギョンネはもう死んだと思われていましたが、反乱を起こした時に逃げていたため、捕まってはいないのです。

白雲会のメンバーは消息を知っていたのか、静かに息を潜めながら過ごしていました。

白雲会とは王宮に対する反乱組織

ある日ホン・ギョンネが現れ王宮が騒然とする中、王宮からも白雲会からもラオンの正体を調べるよう言われたビョンヨン。

王宮と白雲会は敵対する関係ですが、どちらもホン・ギョンネのことを探っていました。

王宮は反乱を起こした逆賊ですから捕まえ処刑するため、白雲会は生きていたと分かったホン・ギョンネを救うためでしょう。

また、ホン・ギョンネが死んだと思われた後も白雲会は活動を続けており、次のチャンスを狙っていました。

ドラマの中では、その後はハン尚膳が白雲会のリーダーになっています。

え!?王様に仕えている人なのに!?

ホン・ギョンネが生きていると思っていたハン尚膳は会いたい気持ちがあったのですね。

そのため、尚膳として王宮で過ごしていたわけです。

ですので、ホン・ギョンネが捕まったと分かった時にも望む形で会うことが出来ず残念がりました。

ホンギョンネという人物を解説

ホン・ギョンネは実在した人物で歴史に名前が残っています。

1811年、当時の朝鮮半島において最大級の反乱とされた農民・民衆の乱「洪景来(ホンギョンネ)の乱」を起こした人物。

ドラマではホン・ギョンネは生きていましたが、実際には軍人の銃弾により戦死しました。

実在したホン・ギョンネは両班家系出身と言われていますが、その頃は既に没落しており困窮した生活を送っていたそうです。

両班とは当時の支配階級の身分のこと。

現代の国家官僚のような立場ですね。

そしてその頃、王が変わったことで政治もガラっと変わってしまい、一部の者だけが富や権力を握るように。

民は不作や役人からの不当な取り立てなどで苦しい生活を送っていました。

不平や不満が募っていったんだね

ホン・ギョンネはそんな世界に疑問を持ち、10年もの長い期間にわたり準備をして動いたというわけですね。

ホン・ギョンネが起こした反乱は間違いなく大逆罪ですが、「正義」の心を持って国(政治)を変えたいと思っていたのでしょう。

正義の反対は「悪」ではなく、「もう一つの正義」なのです。

また、ドラマの中でホン・ギョンネは次のようなことを言っていました。

指導者とは私欲を満たすためではなく民のためにあるべきである。

子どもたちが少しでも生きやすい世界にしたかった。

そして、世子もまた、民のための政治が行われることを願い闘っている人物の一人でもありました。

敵対する関係にある両者ですが、夢見る世界は同じだったのです。

時代は違えど、現代に生きる私たちも深く考えさせられますね。

まとめ

ここまで、『雲が描いた月明かり』ビョンヨンの死と正体は?

白雲会とはどのような組織なのか?

王宮との関係やホンギョンネという人物についても解説してきました。

  • ビョンヨンは死んでいなかった!
  • ビョンヨンの正体は王と敵対関係にある白雲会の一員だった
  • 白雲会とは王宮に反発する組織!
  • ホンギョンネは白雲会の首謀者で正義を掲げ闘った実在した人物だった

『雲が描いた月明かり』の背景の歴史を知っておくと、また違った楽しみ方ができると思います♪

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